作家の瀬戸内寂聴さん（９３）が２９日、京都造形芸術大学（京都市）で
公開インタビューを行った。約５０人の聴衆を前に
「人生は全て自分で選んできた。良い生涯だと思う」と振り返り、
「夏の終り」などの代表作について解説した。
　作家有志らによる「飯田橋文学会」の企画で、平野啓一郎さんが聞き手を務めた。
「小説では愛と情熱を描いてきた」と力強く語る一方、
「（離婚して）子どもを育てなかったことだけは自分を許せない」と胸中を吐露する場面も。

(略)

「今の日本は大変な時代。死に損なったから、このままじゃ死ねません。
皆さんもデモに行ったら。面白いわよ」。
安全保障関連法案に強く反対している寂聴さんらしい締めだった。（2015/08/29-19:59）

全文　時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2015082900249