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1: ◆qQDmM1OH5Q46 2017/04/15(土)22:45:40 ID:???

信頼失う新聞・テレビは滅ぶのか 池上彰さんが「楽観できない」と語る理由
古田大輔 BuzzFeed Founding Editor, Japan

フェイクニュースやデマが拡散し、メディアは信頼を失いつつある。NHKからフリーとなり、
新聞や雑誌でも活発に発信を続ける池上彰さんは現状をどう見ているのか。

メディアの信頼性が下がり続けている。フェイクニュース(偽ニュース)や不正確な情報が、
インターネットで急拡散する時代。私たちは何を信じ、どう対応すべきか。池上彰さんに聞いた。


(略)

インターネットの発展がメディアの信頼性を奪った

そもそもなぜ、メディアは信頼性を失っているのか。池上さんは、報道は本質的に危うさを抱えているものだという点から、話を始めた。

「メディアは戦争のときに部数や視聴者が増えます。日中戦争のときに『勝った勝った』とやって朝日も毎日も部数が増えたし、
NHKもラジオの聴取者が増えた。CNNは湾岸戦争で伸ばしたけれど、イラク侵攻の際にはFOXが視聴率で逆転した。CNNが『アメリカ軍』と
呼ぶところを『我が軍』と呼ぶような愛国報道を大々的にやったからです」

視聴者が見たいものを報じることが、業績を伸ばす近道。歴史的に見たメディアの現実であり、危うさだ。「ただし」と池上さんは付け加える。

「ニュースに関しては、知りたくないことでも、伝えなければいけないことは伝えるという風にやってきた。そこが信用された」

その信頼性が、ネットの登場によって崩れたと見る。

「ネットには新聞やテレビで報じられていないことが出る。『大新聞やテレビ局が報じない真実』という、昔の週刊誌のような見出しで。
『ネットにしか出ていない。本当はこうだったんだ。新聞やテレビは隠している』という誤解が広がり、ネットの方が信頼できると感じる人が増える」

週刊誌の影響力はそれを読んだ人に止まる。しかし、ネットでは「新聞やテレビは隠している」という記事に共感した人が、
その思いをネット上に書き込み、不信感がシェアされる。他にも同じような不信感を抱いている人がいる、と可視化され、不信感は増幅していく。

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